上気道抵抗症候群について

いびきにもいろいろな種類がありますが、その中の1つに上気道抵抗症候群といういびきがあります。上気道抵抗症候群というのは、上気道が狭くなってしまっていびきをかくことを言います。上気道というのは、空気が通る喉の上の部分で、酸素を体の中に取り入れる時に大切な部分になります。ここが狭くなってしまっているといびきをかくようになってしまうようになります。上気道に空気が通るたびに振動がして音がなってしまうので、いびきとなって現れます。

 

上気道抵抗症候群は一種の呼吸障害になるのですが、寝ているときだけに起こる障害です。起きているときは何の症状もありません。寝ている時だけ上気道が狭くなってしまうわけですが、今でも原因は明らかになっていません。顎が小さいことも原因ではないかと考えられていますが、明確にはされていません。

 

確かな原因は分かっていませんが、さまざまな要因で上気道が狭くなってしまったら、狭くなった上気道に空気が通る時に抵抗感を感じていびきが起こるというのは定かです。慢性的に起こるいびきなので、毎日いびきをかいてしまうことで良質な睡眠を得られることが出来ません。上気道抵抗症候群が原因で夜に何度も目が覚めて睡眠不足になったり、長時間寝ても疲れが取れないというような症状が出るようになってしまいます。

 

睡眠不足が続くようになると、日中激しい睡魔に襲われたり疲れが出たりするようになります。寝ている間上手く体内に酸素を行き渡らせることが出来ていないので、昼間の活動に支障が出る人も少なくありません。こういった症状も上気道抵抗症候群の特徴です。日中の眠気や疲労感が継続して続くようになると、その他頭痛など辛い症状が出るようになることも多いです。辛い症状は、脳血管障害や心臓病など命に係わる重篤な病気の初期症状にも似ていますので注意が必要です。

 

しかし、上気道抵抗症候群によって起こるいびきを治療するためには、どうして上気道が狭くなってしまっているのかという原因を突き止める必要があります。そのためには、パートナーや家族にどのようないびきをしているか、いびきをしている様子を教えてもらうことが大切です。寝ている本人はどのようないびきをしているのか知ることは出来ませんからね。1人暮らしという場合は、睡眠ポリグラフを付けてどのようないびきをしているのか把握することが大切です。誤って自分だけでいびきの判断をしてしまっては危険ですので、適切な治療や対策を行うようにしてください。

 

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