扁桃腺が大きすぎて起こるいびき

扁桃腺とびきも関係していると言われています。扁桃腺が大きいと喉が圧迫されることになりますので、空気の通り道である気道を狭くしてしまいます。気道が狭くなると空気の通りが悪くなり空気が通るたびに振動が起こるので、それがいびきになります。扁桃腺が喉を圧迫していると、起きているときも呼吸をすることが辛くなりますので、喉が狭くなる睡眠時に呼吸が苦しくなるのは当然とも言えます。

 

扁桃というのは喉の奥にある器官で、咽頭扁桃、口蓋扁桃、舌扁桃の3つがあるのですが、どの扁桃腺が大きくなっても気道を塞いでしまうのでいびきの原因になります。中でも子供がいびきをするという場合扁桃腺の大きさが関係していることが多いです。いびきというとある程度年齢を重ねた中年の男性に多い症状であると思われがちですが、子供がいびきをかく場合もあるのです。

 

扁桃腺はウィルスなどが入りこんでしまった時に腫れて大きくなる場合と、成長する過程で大きくなってしまう場合があるのですが、後者の扁桃腺が大きくなる扁桃腺肥大は子供の頃に良く起こる症状です。大人が扁桃腺によっていびきを起こす場合は、風邪を引いたりウィルスが入り込んで扁桃腺が腫れた場合に、一時的にいびきをかくようになるということが多いですが、子供の場合はそういうわけにいきません。扁桃腺が大きい間は毎晩いびきをかいてしまうことになります。

 

成長するにつれて扁桃は小さくなっていくのが一般的なのですが、全ての子供が成長とともに小さくなるとは限りません。扁桃が大きいままになっていると熱を良く出すようになるだけでなく、いびきの原因になってしまいます。大人の場合は、いびきようのマウスピースをつかって治療をするという方法もありますが、子供の場合は成長とともに顎の骨格が変わるので、このいびき治療も適用しません。

 

扁桃腺が大きすぎることによっていびきが起きていて、そのいびきがひどいという場合は手術をしていびき治療をするということもあります。成長とともに扁桃腺は小さくなることが一般的で、手術をするということは稀であると言えますが、あまりにいびきがひどいというような場合は扁桃を切除する手術を行うことで扁桃腺が大きいのを治療していびきを治すのです。

 

扁桃腺が大きくていびきをしていても、本人はそれほど気にしていなくてきちんと熟睡出来ているのであればそこまで気にしなくても良いかもしれません。しかし、子供の頃からいびきで夜ぐっすり眠ることが出来ないとなると成長の妨げにもなりますし、健康面にまで影響が出てしまうことになりかねませんので、適切な治療を行うようにしましょう。

 

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